うまく話せないこと 今でも

つぶやき
08 /18 2014
友人が関東に遊びに来ていたので、なんとか時間を作って会えたのは1時間半のランチタイム。
昨日はディズニーランドに行ったって。
「会うの、何年ぶり?」
「震災の前の年だから4年ぶりかな。」

やっとやっと会えた。
連絡をもらって、すごく嬉しかった。
本当は聞きたいことがたくさんある。
たぶん彼女も伝えなくちゃと思っている。
でも…たわいのない話ばかりをしてしまう。

ときどき、会話が途切れる。
とても重い沈黙。
わたしは、少し待ってみる。
でも、やはりその話はできなかった。
後に「話そうとするたび、泣きそうになるから出来なかった」と、彼女からメールがきた。

あの時、無事を確認できてほっとして、「何が欲しい?」といったら、
「なにか甘いもの。息子は『ひよこ』が好きなんです。」と言った。
「避難所の子どもたちを楽しませたい」と聞いて、本棚から絵本を選んで、それも送った。
その絵本は、どんな経路をたどったのか、彼女のもとに戻ってきたらしい。
「いつかその話も聞いてください。でも、あまり楽しい話ではないから…。」

今でも上手く話せないし、今でも泣きそうになるし、今なお、ひとことでまとめるなんてできないよね。
それでも、ディズニーランドに行ったりできて、本当によかった。

気仙沼のバンダナをもらった。
ずいぶん前に買ってくれていたそう。
やっと会えて、やっと渡せて、やっと、やっと、やっと…をひとつずつ。

DSC08192.jpg


わたなべもも

いつも夢みたいなことばかり考えているから、ふわふわした日常ですが、現実は受け入れるべきと立ち向かってもいるのです。