秘密の森

お出かけカメラ
11 /23 2012
ある企画で、奥多摩にある秘密の森へ連れて行っていただきました。
雨を含んだ落ち葉たちはしっとりしていて、ふかふかと足元を包んでくれます。
森の中に現れた渓流。
その水のなんてきれいなこと。


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胸まである長靴を履いて(着て?)川の中にそっと入ると、もう水たちがすぐ目の前でしぶきをあげます。
美しい苔にきれいな水滴をいくつもくっつけて…まるで宝石のよう。


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もうここで何年も生きてきたトチの木。
根元に寄りそって耳を澄ませば、昔話を聞かせてくれそう。

森にいると、静けさという音楽を全身で浴びているような気がします。
人の声も、街の気配も、すべて静けさに飲み込まれてしまうように。

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森はいつでも贈り物を用意して待っていてくれます。
それは気をつけて探さないと見つからないようなささやかなもので、探した人だけに見せてくれる特別なもの。
今日は、「透明なゼリーの中に閉じ込められた黄葉」を見つけました。

今回同行して下さった映像隊の方々のおかげで、村の人たちとの素敵な出会いがありました。
美味しいコーヒーを頂き、ストーブを囲んでおしゃべりしたこと。
手作りのお盆や、採れたてのなめこをおみやげに頂きました。
(スーパーに並んでいるそれと、全然違うのですよ~。)
帰りに寄ったイタリアンのお店では、営業時間が終わっていたにもかかわらず、貸し切りでたっぷりと地元野菜やきのこの説明を聞きながらという、とびきり贅沢で美味しい食事をしました。

この日のことは、後に形になるかもしれないので、それも楽しみです。
いつも、そこの自然に出会い写真を撮るだけで満足していた私ですが、人と出会えた今回、よりその場所が温かく特別なものになることを知りました。
秘密の森に連れて行って下さったこと、感謝感謝です。

わたなべもも

いつも夢みたいなことばかり考えているから、ふわふわした日常ですが、現実は受け入れるべきと立ち向かってもいるのです。