後悔
つぶやき
「ももさん。今生のお別れです。」
そういわれた時、わたしはなんてお返事を返せばいいのか解らなくなってしまった。
杖を突いて立つその方の、でもしっかりとした口調と笑顔に、
「なに言ってるんですか~。またお会いできますよ。また来て下さいね。」
あやふやな笑みを浮かべて、ごまかすように答えてしまった。
…後悔しています。

「もう、来れないのです。もう、最後です。」
その方が、どんな思いでそうおっしゃったかと思うと、
どんな思いで、東京に出向かれたかと思うと、
ちゃんと向き合わなかったことを、日を追うごとに悔やむのです。

音楽をしていたからこそ、お会いできた奇跡。
北海道から発信される、雪を溶かすほどの情熱をリスペクトしていたこと。
お会いできて、よかったという想い。
ちゃんと、ちゃんと伝えればよかった。

もう、お会いできないかもしれない。
でも、音楽をしている限り、私たちは繋がっている。
・・・お手紙を、書いてみよう。
そう思いました。
後悔から生まれた、ささやかな希望です。
そういわれた時、わたしはなんてお返事を返せばいいのか解らなくなってしまった。
杖を突いて立つその方の、でもしっかりとした口調と笑顔に、
「なに言ってるんですか~。またお会いできますよ。また来て下さいね。」
あやふやな笑みを浮かべて、ごまかすように答えてしまった。
…後悔しています。

「もう、来れないのです。もう、最後です。」
その方が、どんな思いでそうおっしゃったかと思うと、
どんな思いで、東京に出向かれたかと思うと、
ちゃんと向き合わなかったことを、日を追うごとに悔やむのです。

音楽をしていたからこそ、お会いできた奇跡。
北海道から発信される、雪を溶かすほどの情熱をリスペクトしていたこと。
お会いできて、よかったという想い。
ちゃんと、ちゃんと伝えればよかった。

もう、お会いできないかもしれない。
でも、音楽をしている限り、私たちは繋がっている。
・・・お手紙を、書いてみよう。
そう思いました。
後悔から生まれた、ささやかな希望です。